土壌分析

公定法

土壌分析に関係する多くの公定法

土壌圏は、全ての領域が接する非常に複雑な境界領域です。土壌成分を正確に採取することは難しく、そのためサンプルの前処理がとても重要になってきます。メトローム製品は、多くの土壌成分に関係する国際的な公定法に準拠しています。

> 土壌に関連する各国の公定試験法一覧

2015 国際土壌年

土壌の重要性に世界の意識が高まる

国連の食品&農業機関が2015年を土壌年(IYS)と宣言しました。メトロームでも、土壌の重要性をアピールするため、土壌分析に関するカタログを作成しました。

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土壌のpH測定 (ISO 10390) と電導度測定 (ISO 11265)

pH値:土壌分析で最も多く測定される項目

土壌のpH値は、「土壌反応」として知られており、土壌は、その酸性度およびアルカリ度に応じて分類されます。栄養成分の供給と微生物活性はpH値に依存しています。土壌のpH測定は簡単で、ISO10390に準じて行います。

導電率の値:溶解した塩分の指標

土壌の導電率は、土壌中の水分がミネラル成分を供給できる能力の指標となります。ISO11265は、スラリーと分析の準備の方法について解説しています。

> 重要な土壌測定項目一覧

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土壌中の六価クロムと標準的なイオン成分の分析

イオンクロ(IC)ならクロムをμg/L レベルまで容易に測定

イオンクロマトグラフィーは、土壌中のクロムをμg/Lレベルまで検出することができます。ここでは、比較的サイズの大きな二重荷電クロム酸塩のアニオンを1,5-ジフェニルカルバジド溶液を使用してポストカラム反応により陰イオン交換カラム上で他のアニオンから分離させて赤紫色の錯体を形成させ、540nmのUV/VIS検出器で検出します。

クロムのピークを検出した、処理済み土壌サンプルのクロマトグラム。分析にはUV検出器とポストカラム反応を使用。

EPA 3060A および ISO EN 15192 によるアルカリ前処理

土壌サンプルの前処理には高い技術が求められます。これは抽出溶液がクロムの酸化状態を変えることなくサンプルからクロムを取り出すことが必要だからです。大部分の土壌サンプルには、EPA3060A、ISO、EN15192によるアルカリ前処理をお勧めします。フィルタレーションによる方法もまた、インラインウルトラフィルタレーションセルを利用して便利に自動前処理することができます。


Soil anions


農業関連ではアニオン&カチオン測定が必要です。


土壌サンプル中の栄養成分量は、植物の成長に深く関わているため、そのデータは農業において非常に重要です。主要栄養素(窒素、リン、カリウム、カルシウム、マグネシウム、硫黄)の含有量は、2種類のイオンクロマトグラフィーで測定することができます。

前処理済み土壌サンプルのアニオンクロマトグラム


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その他の関連アプリケーション

汚染土壌の電気浄化

汚染された土壌を掘削せずに洗浄する最新技術に、極を土壌内に設置して処理するエレクトロメディエーションがあります。電場の影響により、動電的輸送および酸価還元プロセスが発生します。メトローム オートラボの電気化学分析装置は、土壌中で起こる酸化還元反応、例えば重金属の還元をモニタリングします。

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