AN-NIR-012
NISTトレーサブル標準を用いた装置校正による近赤外分光測定の精度向上
概要
この技術資料では、近赤外分光(NIR)測定の精度を装置校正によって高める手法を解説します。具体的には、NISTのSRM 1920aやSRM 2035にトレーサブルな外部標準物質を用い、反射・インタラクタンス測定と透過測定のそれぞれで基準ピークの波長吸収とバンド幅を調整する仕組みを紹介します。さらに、VISION独自の装置校正プログラムとNIRS XDSシリーズでの運用、校正値をマザーボードに最大9件保存する管理方法、複数装置間でのデータや検量線モデルを追加測定なしに移設できる利点についても解説します。