PILS(ピルス):微粒子捕集装置

PILS(ピルス)微粒子捕集装置は、エアロゾルを大気中から水相に捕集するエアロゾルサンプラです。

液体中に取り込まなければイオンクロマトグラフィーやボルタンメトリーで分析できない浮遊微粒子に対して、これらの分析方法が適用できるようになり、水溶性の陰イオンや陽イオン、重金属の微量分析が可能になります。

PILS – Particle into Liquid Sampler

特長

  • 高い時間分解能で、大気成分の自動捕集までを自動化
  • 現場での分析も可能になるので、サンプルの保存や搬送が不要
  • PILSと分析装置はインライン接続できるため、汚染のないエアロゾル捕集が可能
  • イオンクロマトグラフィーと電気化学分析(ボルタンメトリー)との補完的な組み合わせを実現

エアロゾルの安全自動分析も実現

PILS-VAシステムを使用するエアロゾルの分析で必要なことは全てviva PCソフトウェア内でシステムをスタートさせます。つまりすべて自動で行えるということです。テムが自動的に実行完了してくれます。標準化された自動サンプリングと分析で、優れた再現性を実現しています。標準化、自動化されたサンプリングシステムで測定することで、再現性の良い結果が得られます。

イオンクロマトグラフィーや電気化学分析装置へスムーズな橋渡し

イオンクロマトグラフィー(IC)でエアロゾル中の標準的なイオンを分析したい場合や、電気化学分析装置(VA)で重金属を分析したい場合、あるいはその両方を行いたい場合に、各分析装置をPILSと簡単に組み合わせられるので、サンプルの総合的な分析が可能になります。

他のメトロームの複合技術と同様、分析結果はすべて単一のデータベースに保存され、1つのレポートとして処理されます。

さまざまなアプリケーションに適応するPILS

PILSは非常に柔軟性が高いため、たとえば、質量分析計やTOCなどの分析装置と組み合わせた分析にも用いることができます。また、オートサンプラを使えば、サンプルをオフライン測定用としてサンプル容器に捕集することも可能です。

高い時間分解能

イオンクロマトグラフィー(IC)または電気化学分析装置(VA)にPILSを組み合わせれば、高い時間分解能で大気の半連続モニタリングが可能になり、1時間おきの分析などができるようになります。

これにより、サンプリングにフィルターを使っているときのように、長時間の捕集で汚染物質濃度が平均化され、ピークを見落としてしまうといったことがありません。

無人運転も実現

供給ボトルと洗浄キャニスターを使用しているため、測定は長時間にわたって完全自動で行えます。

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