インラインサンプル前処理テックニック:手作業で行っていた試料の前処理を自動化

メトローム インラインサンプル前処理テクニック(MISP) は、イオンクロマトグラフにおいて、手作業でしていたサンプル前処理操作を自動で行います。

MISPはメトロームが開発した手法で、不純物の除去、濃縮、希釈、pH調整、中和化といった、手間と時間がかかる作業を完全自動化します。

サンプル注入作業を改善するだけでなく、分析結果の正確さ、再現性も向上します。

MISP with operator

特長

  • 液体、粘体、固体、気体サンプルのインラインによるサンプル前処理完全自動化
  • 分析カラム寿命を延長

  • 1回の分析あたりの所要時間を大幅短縮
  • 手作業工程を排除 : 再現性が向上し、不純物混入の危険性が低減

  • 精度および分析結果の正確さを向上
  • ウルトラトレースアナリシスを実現

940プロフェッショナル IC Vario システム (67)

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メトローム インラインウルトラフィルタレーション – シリンジフィルターはもう必要ありません!

メトローム インラインウルトラフィルタレーションは注入にフィルタレーションを組み合わせたもので、サンプルに含まれる粒子を除去します。

これにより、分析カラムがコンタミネーションから守られ、カラム寿命が大幅に延長します。

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粒子、油脂、コロイドを簡単に除去 – メトローム インラインダイアリシス

メトローム インラインダイアリシスは、分析サンプル中から、粒子だけでなく油滴やコロイドも除去します。

カラムやサプレッサを傷めることなく、エマルジョン、脂肪やタンパク質を含むサンプル(乳製品など)、体液、汚染の激しい廃水が分析でき、信頼性の高いデータが得られます。


メトローム インライン希釈 – 引き出しにピペットはもう必要ありません! 

メトローム インライン希釈は、あらかじめ決められた濃度範囲に応じて、サンプルを自動希釈します。

自動希釈倍率の場合でも、分析結果は信頼性のある値となるよう、常にキャリブレーションの範囲内に入っています。

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試料量を自動調整 –                                                                                                            メトローム インテリジェントパーシャルループインジェクション

メトローム インテリジェントパーシャルループインジェクション(Metrohm intelligent Partial Loop Injection : MiPT)は、サンプルの濃度に合わせて注入容量を自動調整してくれる機能です。 

この技術もまた、装置が結果が常にキャリブレーションした測定範囲内に収まるようにしてくれます。


サンプル量はできるだけ少なく –                                メトローム インテリジェントピックアップインジェクション (MiPuT)

メトローム インテリジェントピックアップインジェクション (MiPuT) は、わずか数μL のサンプル量を自動採取して測定するシステムです。

サンプルロスがなく、必要最小限の注入量で測定が行えます。

非極性有機溶媒層から水層まで – メトローム インライン抽出

メトローム インライン抽出は、非極性有機溶媒層から水層へ水溶性化合物を自動的に移します(インラインダイアリシス後)。

バイオディーゼル中の陽イオン分析などに利用します。
ProfIC Vario 7 An

余計な微粒子をサンプルから除去 – メトローム インラインマトリックス除去

メトローム インラインマトリックス除去Metrohm Inline Matrix Elimination は、サンプルカートリッジ(SPE)を使用せずに非荷電マトリックスからイオン分析物を分離することができます。

有機溶媒中のイオン分析などで使用します。

ng/L レベルの超微量分析に – メトローム インライン濃縮

メトローム インライン濃縮 は、サンプルループの代わりに濃縮カラムを使用します。あらかじめ設定したサンプル量を濃縮カラムに流してイオンを保持させ、蓄積したイオンサンプルを分離カラムに流します。

メトローム インライン濃縮はng/L レベルまでの超微量分析に適しています。

ウルトラトレースアナリシスの校正 –                                                                                                                    メトローム インラインキャリブレーション

メトローム インラインキャリブレーション(Metrohm Inline Calibration)は、1種類の標準液をµg/Lレベルで使用して、ng/Lレベルの標準濃度の校正を行えるようにするものです。

これにより、1桁のng/Lレベルまでの分析を正確に行うことができ、信頼性の高いデータが得られます。

正しいpHに調整 – メトローム インライン中和化

メトローム インライン中和化は、陰イオン分析での干渉を防ぐため、サンプルのpHを自動調整します。

インライン前処理と組み合わせることで、インライン中和化は陰イオントレース分析を行うことができます。正しいpHに調整することで、カラムの寿命を延ばすことができます。

エアロゾルをサンプル前処理 – 微粒子捕集装置 (PILS;ピルス)

PILS (ピルス)は、エアロゾル粒子をエアストームから捕集して、水溶液相に送り込むサンプル前処理モジュールです。

この処理を施すことで、水溶性のイオン部分(陰イオンおよび陽イオン)が、デュアルチャンネル(陽イオンと陰イオンを同時分析)のイオンクロマトグラフで分析可能になります。
PILS&PM2.5&大気汚染物質
モニタリングシステムの詳しい情報はこちら から!

ガスサンプル前処理 –                                                                                                                        エアロゾル&ガスモニタリング装置 (MARGA;マルガ)

大気中のエアロゾルだけでなく、MARGA(マルガ)は気体中のイオン性物質も捕集して水相に送り、そのあとデュアルチャンネルのイオンクロマトグラフ(陰イオンと陽イオンを同時分析できるIC)で分析できるようにします。

MARGAは、現場での無人モニタリングシステムとして設計されたものです。

MARGA についての詳しい情報は、 こちらをクリック。

サンプルを燃焼させてガスをIC分析 – 燃焼法イオンクロマトグラフィ 

燃焼法イオンクロマトグラフィ(CIC)では、サンプルは燃焼炉内で熱分解されます。出てきたガス化合物は溶液に吸収されてメトロームイオンクロマトグラフへ転送されて分析されます。

燃焼法イオンクロマトグラフィ(CIC)は、固体サンプルや粘性のあるサンプル、水溶液などに含まれるハロゲン化合物や硫黄化合物の分析に使われています。 

燃焼法イオンクロマトグラフィ(CIC)についての詳しい情報は、こちら をクリック。

固体サンプルのインラインサンプル前処理 – 

                                             LC用に815 ロボテックソリップレップシステム

815ロボテックソリップレップは、どんな固体サンプルでもホモジナイズ、抽出、希釈、フィルタリングして、イオンクロマトグラフやHPLCで分析できるようにします。

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