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石油化学産業では、天然ガスを処理して不純物を除去し、製品仕様を満たします。処理される汚染物質には、高価な精製装置を腐食してしまう可能性のある硫化水素や二酸化炭素といった酸性ガスが含まれます。一般的に、酸性ガスはモノエタノールアミン (MEA) またはメチルジエタノールアミン (MDEA) を用いたアルカノールアミン処理によって取り除かれます(スウィートニング)。アミン溶液は酸性ガスを吸収し、その後天然ガスからアミン化合物が取り除かれます。酸性ガスに加え、天然ガスに残る熱安定塩 (HSS) もまた処理装置に対して腐食性があります。これらもスウィートニングを経て取り除かれ、測定対象となる一般的な熱安定塩である、酢酸塩(1)、ギ酸塩(2)、塩化物(3)、リン酸塩(4)、硫酸塩(5)、シュウ酸塩(6)、チオ硫酸塩(7)、およびチオシアン酸塩(8)は、使用されたスウィートニング用アミン溶液にて測定する必要があります。

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