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酸化安定性は、茶の品質を測定するための重要なパラメータです。これは、自然に含まれる抗酸化物質の長期安定性に関する情報を提供するため、商品の保存安定性についても情報を得ることができます。しかしながら、茶は評価可能な誘導時間が得られないため、Rancimatメソッドで直接測定することができません。その理由は測定可能な酸化生成物が形成されないからです。しかしながら、ポリエチレングリコール (PEG) をキャリア材料として用いることで、これらのサンプルの多くを、サンプル前処理なしで直接的かつ再現性高く測定することが可能です。これは、PEGの誘導時間を安定させるサンプルマトリックスに自然に存在する抗酸化物質が理由です。それゆえ、誘導時間はサンプルの酸化安定性に直接関係してきます。

892 Professional Rancimatを用いることで、酸化安定性の正確かつ再現性のある測定が実行可能となります。このApplication Noteでは、様々な茶の酸化安定性がこの方法で測定されています。

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