AN-C-160
陽イオンクロマトグラフィーによるバイヤー液中の微量カルシウム測定
概要
本技術資料では、陽イオンクロマトグラフィーと電導度検出を用いて、ボーキサイトからアルミナを製錬する過程で生じるバイヤー液中の微量カルシウムを定量する方法を解説します。具体的には、170 mmol/Lのクエン酸希釈液を用いて試料を1:20に希釈するのみで、pHを約4.5に調整して水酸化アルミニウムの沈殿を防ぎつつ、MiPTにより分析する前処理を紹介します。さらに、Metrosep C 4 – 150カラムとクエン酸系溶離液による分離条件を紹介し、RSD 3.2%、回収率95%という良好な精度で定量できる点を紹介します。