元の言語のページへ戻りました

メトロームのラマン分光計には、容器透過測定向け、違法薬物検知向け、美術品や遺跡の研究探索向け、食品混入物検査向け、医薬品管理向け、プロセスモニタリング向けなど、さまざまな用途の製品があります。

メソッド(分析の種類)、産業、装置形状、測定波長、操作方法からも検索できます。

ラマン分光法のアプリケーション検索

迅速で信頼性のある測定 – メトロームのラマン分光計シリーズ

メトローム スペクトロ– 堅牢なラマン分光計

Raman spectroscopy systems from Metrohm Spectro: Handheld spectrometers, benchtop spectrometers, portable spectrometers

メトローム スペクトロ社 (Metrohm Spectro, Inc. ) は、Metrohm Raman、B&W Tek、innovative Photonics Solutionsを含むメトロームグループのフォトニクスおよび分光メーカーで構成されています。メトローム スペクトロは、高性能レーザー、モジュール式分光計、携帯型およびベンチトップ型のラマン分光計を製造開発しています。

  • 装置だけでなく、ライブラリー、付属品、ソフトウェアに至るまで、ラマン分光計に必要なもの全てをメトローム スペクトロ社がカバーしています。
  • メトローム スペクトロ社の知識とノウハウをご利用いただけます。
  • 世界80ヵ国以上でメトロームのアフターサービスとアプリケーションサポートが現地で受けられます。

高品質とイノベーションは、メトローム スペクトロの開発と生産における重要な推進力です。 イノベーションには次のようなものがあります:

  • ラマン技術の統合により、蛍光のなりスペクトルを収集して測定感度と選択性を向上させます。詳細はカタログを参照ください:Raman Concatenation (8.000.5413, PDF, 292 KB)
  • MIRA XTR は、蛍光サンプルをに対応した初の785nmハンドヘルドラマン分光計です。詳しくは MIRA XTRのページ を参照ください。
  • 軌道走査スキャンテクノロジー (ORSTM) はサンプリングレーザーで広い範囲を走査し、スキャンごとに収集した情報を蓄積していきます。ORSは混合サンプルでも優れた分解能を実現し、サンプルの劣化や燃焼の可能性を軽減します。詳しくはLearn more in the application note メトロームのラマン分光計におけるオービタル水平走査スキャン技術(日本語訳) を参照ください。
  • IBEX CBRNE Robot は、スタンドオフラマン分光計 (MIRA XTR) と一連の環境センサーを備えた四足歩行ロボットです。これらが1台のロボットに統合されており、周りの状況をスキャンして、対象物を特定し、遠隔で情報を転送するなどの、偵察任務を安全におこなうことができます。詳細は IBEX CBRNE Robot (8.000.5420, PDF, 280 KB) をご覧ください。

ラマン分光のよくある質問 FAQs

ラマン分光とは何ですか?

ラマン分光計は、光が物質と相互作用するときに発生する光散乱の一種であるレイリー散乱効果を測定するために使用される分析機器です。ラマン分析計は、幅広い材料の非破壊分析と特性評価のための強力なツールであり、分子の組成と構造についての貴重な情報を得られます。

ラマン分光計は、レーザー、分光計本体、サンプリングインターフェースの 3 つのコンポーネントから構成されます。 メトロームのラマン分光計では、3 つのコンポーネントすべてが メトローム スペクトロ社により開発・製造されています。

ラマンのレーザー光は線幅が狭く、フォーム ファクターが小さく、消費電力が低く、非常に安定したパワーと励起波長出力を備えています。 そのため、高分解能、低ノイズ、小型フォームファクター、低消費電力が特長です。 サンプリングインターフェイスにより、正確、簡単、安全なサンプリングが可能です。 メトロームのラマン分光計には痕跡検出からコンテナ検査、部屋全体からのデータ収集まで、あらゆる状況でサンプリングを自動化するためのさまざまなサンプリングインターフェイスをとアタッチメントが揃っています。

Blog article: FAQs about Raman spectroscopy – Theory and usage

ラマン分光計はどうやってサンプルを測定しますか?

MIRA XTR DS, Raman spectroscopy, defense and security, first responders, no-contact testing, handheld Raman, narcotics, illicit drugs, Contact Ball Probe

通常、ラマン分析装置のレーザービームはサンプルに照射され、ラマン散乱光が収集されて分光計に照射されます。 分光計は散乱光をさまざまな波長に分散し、高感度の検出器で検出します。

得られたラマンスペクトルは、さまざまな波長での散乱光の強度を表し、分子振動に関する情報を提供し、物質の同定や分子相互作用の研究に使用できます。

ラマン分光計で何が測定できますか?

Handheld Raman spectroscopy devices for Raman applications, e.g., defense and security

ラマン分光計は、未知の物質を特定したり、既知の物質を検証または定量したりするために使用されます。 ラマン分光法は、サンプルの前処理が不要で、場合によってはサンプルを開封せずに、そのまま分析できるため、迅速かつ安全な分析を可能にする非破壊分析技術です。

ラマン分光計の用途には、原材料の検証、入荷商品の品質管理、医薬品有効成分 (API)、添加剤、賦形剤の識別と分析、医薬品などの違法・偽造物質の識別などがおこなえます。

Learn more in our application notes for Raman spectroscopy

Blog article: FAQs about Raman spectroscopy – Applications

Blog article: Recipes with Raman (Raman spectroscopy in the food industry)

Blog artcile: MIRA DS in Action – Detecting drugs safely in the field

Blog article: Simplifying incoming raw material inspection

携帯型(ハンドヘルド型)とラボ用のラマン分光計の違いは何ですか?

携帯型(ハンドヘルドラマン分光計)は小型、軽量で使いやすく、使用にあたりトレーニングをほとんどする必要がありません。 ハンドヘルド ラマン システムは、現場での未知の物質の迅速な分析と識別が可能です。

ラボ用ラマン分光計は、携帯型ラマン分光計と比較して、より高い分解能と感度を有しています。 ベンチトップ型のラマン分光計は感度が高いため、低濃度の物質を定量することも可能ですが、携帯型ラマン分光計は識別や検出をおこなうためによく使用されます。

携帯型ラマン分光計について、さらに詳しく

ラボ用ラマン分光計について、さらに詳しく

ラマン分光法についての技術資料

ダウンロード

ラマン分光法の原理から解説した技術資料です。理論、分光計、さまざまなラマン技術 (軌道ラスタースキャン (ORS) など)、データ処理、化学測定法について解説しています。さまざまな分野からのさまざまなアプリケーションも紹介されています。 この技術資料には用語集と参考文献目録も入っています。(英語、48ページ)